海洋科学博物館とは
当館の目指すものについてお話しします。
東海大学海洋科学博物館|静岡 三保の水族館
当館の目指すものについてお話しします。
私たちの住む日本は島国で、まわりは海に囲まれています。日本ほどゆたかな海のめぐみを受けている国は、ほかにありません。その海のめぐみをたいせつにするためには、海のことをよく知らなければなりません。
東海大学海洋科学博物館は、「海のはくぶつかん」として、1970年にオープンしました。水族館の要素と科学博物館の要素を併せ持つ、海洋に関する総合博物館で、地域の方には『三保の水族館』の愛称で親しまれています。
※東海大学海洋科学博物館は、2023年4月1日より有料入館を終了し、教育・研究に専念した施設として、運営方針が大きく変わりました。
※こちらのページの情報の一部は、2023年3月31日時点のもので、現在の運営と異なる場合がございます。
ご了承ください。
東海大学海洋学部付属の教育・研究施設として利用されるだけでなく、そこで得られた海洋環境や海洋資源などの研究結果を展示し、海洋に関する幅広い知識を広く一般に普及することを目的としています。
日本にはたくさんの博物館や水族館がありますが、海の科学をテーマにまとめた博物館はここだけにしかありません。
「海のはくぶつかん」で、たのしい一日をすごしていただき、そして、日本のまわりをめぐる、世界につながる海の自然や資源、海の調査と研究などについて、もっともっと興味をもっていただきたいと思います。
常設展示は、1階が水族館部門、2階が科学博物館部門の展示で構成され、水族館部門では、博物館が近接する駿河湾の生きものを中心に約400種を展示しています。
科学博物館部門では、海の様々な側面を伝える展示や海の生きものの動きを基に作られた機械生物(メカニマル)などが展示されています。その他、イベントとしては、様々なテーマの特別展・企画展を開催しています。また、教育普及活動としてバックヤードツアーや飼育体験など学校団体向け体験学習やサマースクール・セミナーの開催、機関誌の出版などを行っています。
展示活動や教育普及活動には基礎となる資料の収集や調査・研究活動が必要です。当館では、駿河湾を中心とした生きものなど自然に関する資料の収集を行い、それらの調査・研究を行っています。