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東海大学海洋科学博物館|静岡 三保の水族館
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Xenobalistes punctatus
モンガラカワハギ科魚類は、フグ目に属し、サンゴ礁など世界中の温暖な海に生息する海水魚の仲間で、世界で約40種・日本で23種が知られています。
2021年1月、清水区三保の海岸で、胸に翼のような奇妙なでっぱりを持つ珍しいモンガラカワハギ科の魚 Xenobalistes punctatus(キセノバリステス・プンクタトゥス) が発見されました。
本種は、このでっぱりに因んで、ツバサモンガラの仲間に分類されます。 Xenobalistes punctatusはこれまで南アフリカ近海から知られ、日本産魚類として正式な報告はなく、和名もありません。
当館では、今回発見された過去に報告例がほとんどないXenobalistes punctatusの標本を期間限定で特別展示します。
※本種は日本にも分布するアオスジモンガラの幼魚である可能性が高いとされ、現在、研究が進められています。
不思議な姿をしたモンガラカワハギの1種 Xenobalistes punctatusの特別展示をぜひご覧ください。
展示標本 |
Xenobalistes punctatus 1個体(体長:16 cm 採集日:2021年1月19日) |
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採集者 |
岸本 浩和 氏(元東海大学海洋研究所) |
展示期間 |
2021年7月17日(土)~8月29日(日) 9:00~17:00(最終入館16:30) ※7.8月は無休 |
展示場所 |
東海大学海洋科学博物館1階 |
協 力 |
松浦 啓一 氏(国立科学博物館)・瀬能 宏 氏(神奈川県立生命の星・地球博物館) |