東海大学海洋科学博物館|静岡 三保の水族館

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研究

東海大学海洋科学博物館の収蔵標本

東海大学海洋科学博物館の収蔵標本

■概要

標本は、知られざる自然の姿を明らかにするための研究資料です。当館では1970年の開館当初より海洋生物の標本収集を続けており、駿河湾産を中心に約2万7千点が収蔵されています。
   
生物多様性の重要性は多くの人が知る所ですが、駿河湾では近年も新種や初記録種の発見が相次いでおり、「何種の生物が生息しているか?」かという基本的なことさえ十分に分かっていません。当館の標本はこうした疑問の解明に役立つほか、駿河湾の生物相を社会に伝える実物記録としての価値もあります。

また、当館では東海大学の研究者が収集した標本を体系的に蓄積・管理・継承し、将来の自然誌研究・教育に活用することを目的としています。標本の貸出も行っており、本学のみならず外部の研究・教育機関でも活用されています


■データベース

当館所蔵標本の情報は、こちらの【サイエンスミュージアムネット(S-Net)のウェブサイト】および【地球規模生物多様性情報機構(GBIF)のウェブサイト】公開中です。

お探しの標本がある方は当館へ直接お問い合わせください。



S-Net

国立科学博物館が運営するサイトで、国内の研究機関が所蔵する自然史標本や自然史系の研究員・学芸員を検索できます。


GBIF

インターネットを介して世界の生物多様性情報を共有し、誰もが自由に利用できるサービスを提供する国際的非営利組織です。日本も、国立科学博物館を拠点として100以上の研究機関がGBIFの活動に参加しています。


■連絡先

所蔵標本の利用等に関する連絡先はこちら(担当:冨山)※外部サイトにリンクしています。