最新情報をお知らせします
東海大学海洋科学博物館|静岡 三保の水族館
最新情報をお知らせします
日頃より、東海大学海洋学部博物館をご利用いただき、ありがとうございます。
この度、東海大学海洋学部博物館は、教育・研究に専念していくことを決定し、2023年3月31日(金)をもって海洋科学博物館および自然史博物館の有料入館を終了します。
有料入館終了後は、学芸員養成、海洋研究を中心とした高等教育機関として、50年以上にわたって蓄積された標本及び飼育展示技術を活用していきます。なお、一般の有料入館に代わり、教育を目的とした施設見学は受け入れていく予定です。
海洋科学博物館は、1970年に大学付属の「海洋」をテーマとした総合博物館として開館し、本学海洋学部の研究活動の一端を担うと共に、我が国の科学技術や文化の発展に寄与してまいりました。
自然史博物館は、1981年に恐竜化石の骨格展示を主体とする恐竜館として開館し、地球館の併設や旧人体科学博物館の展示移設など、リニューアルを重ね現在に至ります。両館は開館以降、静岡県内外から多数の皆さまにご来館いただき、来館者数は延べ1,900万人にのぼります。
館長メッセージ
海洋科学博物館は1970年,自然史博物館は1981年にそれぞれ開館いたしました.以来,静岡県内外からたくさんのお客様にご来館いただき,また,遠足,社会科見学等,多くの学校関係の方々にご利用いただいてまいりました.これまでご来館いただいた皆様ならびに当館の運営に多大なるご理解とご協力を賜りました方々に心より感謝申し上げます.
その一方で,およそ50年にもおよぶ時を経て,当館の設備も老朽化し,大規模な修理・修繕が必要な状況となっております.こうしたことから,このままでは皆様に十分な展示を提供することは困難と判断し,熟慮を重ねた結果,誠に残念ながら,来年3月31日をもちまして有料での入館を終了することとなりました.なお,終了までは通常の営業をいたしておりますので,引き続きご来館を賜りますようお願い申し上げます.
有料入館終了後は,高等教育機関としてこれまで蓄積されたさまざまな標本や種々の飼育展示技術を活用し,学芸員養成や海洋研究を中心とした活動を行い,その使命を果たしてまいります.
今後ともよろしくお願いいたします.
東海大学海洋学部博物館
館長 村山司