東海大学海洋科学博物館|静岡 三保の水族館

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海のはくぶつかんシンポジウム「やっぱり水族館は面白い~裏話を集めました~」を開催しました

海のはくぶつかんシンポジウム「やっぱり水族館は面白い~裏話を集めました~」の開催

東海大学海洋科学博物館において11月16日に海のはくぶつかんシンポジウム「やっぱり水族館は面白い~裏話を集めました~」を開催しました。生き物を飼育する上で経験してきた様々なこと、苦労や工夫してきたことなどをザックバランに参加者の方々にお話できた非常に有意義なシンポジウムとなりました。

  

 

大型の海洋水槽の周りに参加者席を設け、水槽を泳ぐ魚たちと学芸員の話を聞いていただきました。シンポジウムというと少し堅いイメージがあるので、リラックスした雰囲気で楽しんでいただけるように、参加者席の後方にはゆったりと座ることのできるソファも用意しました。しかし皆さん積極的で、前方の席が早々に埋まりました。

  

 

学芸員が語る飼育や展示、研究活動に対する熱い思いを参加者の皆様も熱心に聞いておられました。メモを取ったり、発表者と参加者の方が語り合う光景に水族館、博物館への関心の高さを感じることができました。

 

講演終了後に希望者の方々を水槽のバックヤードと、2023年4月で公開を終了した2階の展示の一部へ学芸員がご案内しました。今までほとんどご紹介することのなかった工作室にも踏み込みました。開館以来50余年の間に積み重ねられた資材や工具などそれ自体も非常に年季の入った逸品です。また全長18.6mのピグミーシロナガスクジラの骨格標本の迫力は衰えることなく、その姿を保っています。参加者の方々は普段見ることのできないこうした場所に興味津々で、担当者は時間内にご案内を終えることができるかヒヤヒヤしていました。が、皆さんのご協力で無事に終了することができました。

  

今までになくお客様との距離が非常に近い今回のシンポジウムは、参加者の方々にもご満足いただけたのではないでしょうか。
ご参加いただきました参加者の皆様、ありがとうございました。

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